旨いものが大好きです。
こんにちは、食いしん坊な営業企画 村上です。
「ごはんを食べることさえできればどうにかなる」と思って日々過ごしておりますので、バテ知らず・風邪ひかず。健康優良児です。
「夏は暑いよね。体力落ちちゃうよね。うなぎ食べなきゃね。」と世間の人は丑の日を迎えるのかもしれませんが、私くらいになってくるともう「体力落ちちゃう」は“うなぎを食べる自分への言い訳”でしかないような気がします。
まあ、とりあえず、なにはともあれ、旨いものは人を幸せにします。
光琳「鰻のひつまぶし御膳」幸せの手順
せっかくうなぎを食べるのであれば、やっぱりいいモノ食べたいですよね。
とにかくいろいろ旨い光琳「鰻のひつまぶし御膳」を本日はご紹介させてください。
まずは御膳から…ひつまぶしがなくても旨い
何を言っているのかわからないと思いますが、わがANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ1階にございます日本料理 光琳の「鰻のひつまぶし御膳」は主役・鰻のひつまぶしがなくても旨いのです。
光琳で「鰻のひつまぶし御膳」をオーダーすると、まずは御膳の上に「小鉢」「お造り」「炊き合わせ」をお持ちします。
小鉢、と呼ばれていたお料理。
“鉢”が全然小さくない。全然“小鉢”じゃない。
この、大きな皿にちょこんと上品に盛りつけられているところに、また贅沢を感じるのは私だけでしょうか。
ちなみにこの日の、小鉢と呼ばれる“大きな皿にちょこんと盛りつけられたお料理”は、お魚の南蛮漬けでございました。
そして、お造り。
うーん、見た目からもうすでにおいしそう。
そして、炊き合わせ。
この日は南瓜に里芋にオクラに真子。ああ、夏。夏っぽい。
お出汁が、お出汁が滲みてる~!!
もう、なんて言うんですか?
御膳だけですでにお酒一杯飲めちゃいますね。
ちょっとずつ味わう贅沢。
これが一皿ずつもっとボリュームアップしていたら、満足しちゃって鰻のひつまぶしを忘れたままお酒をどんどん飲んじゃいそうですよね。
しかしそれは困るので、一品一品「もう少し食べたい」と思うくらいの控えめな量でご提供いたします。
「鰻のひつまぶし」も、いろんな食し方がある
さて、いよいよこのメニューの主役「鰻のひつまぶし」が登場です。
見てくださいこの照り!
お櫃の中にみっしりとごはんが詰め込まれ、ダイナミックな鰻がどーん!
ダイナミックだけれども食べやすいように、細く切ってあるのが心配りですね。
まずはそのまま
さっそく食してみるわけですが、まずは、「そのままありのまま」をお召し上がりください。
そのままありのままもいいけれど、お好きな方にお勧めしたいのはぜひ「山椒」も添えてみてください。
これを鰻にパラパラっとふりかけると、えも言われぬ風味が加わります。
私は、山椒が大好きなので、かけちゃう♡
ぱらぱらぱら~っ…
ああ~、甘辛い鰻のタレと華やかでスパイシーな山椒の香りが立ち上る!
これは、まちがいなく、うまいにちがいない。
食欲という本能に抗えずここで、…
パクリ
はぁあ~…幸せ。
その勢いのまま「ごはん」を食す
うなぎをいただきますと、タレのかかったごはんがお目見えします。
ご覧ください!!!!
中までしっかり、タレがしみております!!!!
予め、厨房でごはんに鰻のタレをまんべんなくまぶしているのです。
どうですかこの心配り…!
タレのかかっている部分とかかっていない部分との整合性を考え、食べるバランスを考えるなど余計な計算なしに、無心に食べても大丈夫!
(このごはんをおかずに白飯がいけそうな気もしますがそれは本末転倒ですね)
そのままありのままの姿でも、とっても美味でございます。
そして今度は薬味と共に
鰻のかば焼きと、甘辛いタレのかかったごはんを食べただけで満足してはいけません。
それだけでも旨い事を存知していますが、それだけで満足してはいけません。
今度は、薬味とともにいただきます。
光琳では、「鰻のひつまぶし」の薬味として、小葱、山葵、大葉、海苔をご用意しています。
あとはお好みで好きなだけ添えて、ご一緒にお召し上がりいただきます。
薬味はお櫃の上に直に乗せるもよし、このように茶碗によそって上品にかけて食べるもよし。
おいしくお召し上がりいただくのが一番かと存じます。
そして、お出汁をかけていただく
薬味を添えてひつまぶしをいただいていると、いいころ合いにスタッフがお出汁をお持ちします。
ブログ用にふたを開けると、湯気が立ち上っているのが見えます。
このアツアツのお出汁をですね、かけちゃうんですよ。
ひまつぶしに、かけちゃうんですよ。
ほっこりとした鰻の上に、アツアツのお出汁がたーーーーーーーーーっとかけられ…おいしそうな出汁茶漬けの完成です。
これをさらさらさらっと、時には「はむっ」と鰻にかぶりつきながら、いただくわけです。
ああ、もう、なんていうか、たまりません!!
あとはもう、本当に、お好みで薬味と出汁を合わせるもよいですし、はい、本当に、お一人お一人好みの味にカスタマイズしてお召し上がりください。
光琳の鰻のひつまぶしには、鰻と、ごはんと、夢と希望が詰まってる!
贅が沢山、そう、これぞ至福のひととき。
最後は甘味で余韻に浸る
幸せなお食事タイムの終焉には、日本料理人の手による甘味が待っています。
あたたかな健美茶とともに、ほっこりと味わいながら、今日この日の余韻に浸ってください。
DATA: 鰻のひつまぶし ■鰻のひつまぶし御膳 ¥3,800 (鰻のひつまぶし、小鉢、お造り、炊き合わせ、薬味、だし汁、香の物、水の物) ■鰻のひつまぶし 単品 ¥3,000 料金はいずれもサービス料込・税別 ディナータイム/ランチタイム(土日限定)とも完全予約制
2017年夏の土用は二度訪れる
ああ、光琳「鰻のひつまぶし御膳」。
ぜひ皆様も一度、と言わず、二度三度、重ねてご賞味ください。
なにやら2017年、夏の土用は二回もあるようですよ。
2017年7/25(火)と8/6(日)、らしいですよ。
ご予約制の「鰻のひつまぶし御膳」、なにやらこの夏は、予約しなくてもいつでも食べられるように張り切って準備するらしいですよ!(その日の「売り切れ御免」、はご容赦ください)
乞う、ご期待!
※最後までお目通しくださりありがとうございました。1箇所だけ「ひまつぶし」ってわざと書いています。お時間のある方はぜひ、探してみてください。