おむすびはごちそうだ。
大晦日になっても、食べることから頭が離れないニュースカイ広報 村上です。
もういくつ寝ると…どころか、今夜寝てしまったら明日はもうお正月ですよ。新年ですよ。はやい~!
皆さまにとって今年はどんな一年でしたか?
熊本在住の方は、4月の大地震に見舞われ、ご苦労も多かったことと存じます。
まだまだ日常に戻りきれていない方もいらっしゃるかもしれません。
本当に大変だったけど、しかし、考え方を変えれば、「こんなにも人はあたたかいのだ」と知ることができた、そんな、本当に貴重な経験をした年ともいえるかもしれません。
そんな2016年も、大晦日の今日が最後。
いろんなことがあった2016年ですが、私にとっての大晦日の楽しみは、今年もきちんとやってきました。
おむすびはごちそうだ。
お米屋さんの手作りおむすびで労をねぎらう
新年を寿ぐニュースカイの「おせち料理」。
毎年、年の瀬に準備を進めながら、31日の未明より一気に仕上げに入ります。
おせち料理指揮官が、大晦日の31日午前1時…まだ真っ暗な中会場に独りやってくると、すべての窓を一気に開け、冷気を入れ、料理が傷まないよう凍えるほどの温度にします。
1時半にはアシスタントがやってきて、ホテル中の料理人たちがやってきて、この日までに準備してきた料理をお重に盛り込み、2時にはスタッフが大勢やってきてお重を3段、2段と重ね、それぞれ風呂敷で包み、箱詰めし…一気に宅配業者さんのトラックに託します。
それから来館お引き取り分、ホテルスタッフ宅配分と手分けをし、午前7時前に、ほっと一息つくのです。
この時に、おせち作業を頑張ったスタッフに配られるのが、【こめとく】さんの手作りおむすび!
これがまた、絶妙なにぎり加減で、とてもよいのですよ。
柔らかすぎると、食べづらい。
固すぎると、おいしくない。
一口パクっとすると、ふっくら口の中に転がり込んでくるやわらかさですが、手にしたおむすびは崩れない。絶妙!
数種類の具がありましたが、今年のおむすびで村上が個人的に一番好みだったのは「野沢菜」。とろとろの昆布と一緒になっていて、もう、たまりません。
おいしさの秘密
五福風流街商栄会のウェブサイトによると…
「こめとく」のおむすびはお米が美味しいのはもちろん、常時20種類以上ある具はすべて手作り、海苔は有明産を使用するというこだわりようです。
特に「ひとくちめから具に届かないとだめ」というポリシーから、どのおむすびも具が多め。昼食や夜食にちょうどいいと好評です。
なるほど、美味しいはずです。
たしかに、ひとくちめから具が味わえます~!
今年のニュースカイラインナップ(村上の目視確認範囲に限る)は鮭、シーチキンマヨネーズ、わかめ、野沢菜(昆布入り!)でしたが、そのほかにも梅こんぶや山椒白魚など魅力的なおむすびがたくさんです。
店舗情報
おむすびのことばかり書いていますが、そもそも「お米屋さん」です。
さすがに年末はお休みでシャッターが下りていたので…店舗の写真は借りものを。
店 舗 名 こめとく 住 所 熊本市中央区呉服町3-24(ニュースカイから歩いてすぐ!) 電 話 096-354-3681 営業時間 8:30~18:00 店 休 日 土曜、日曜、祝日
看板もレトロ、お店の中もレトロ。
とってもかわいいので、ニュースカイへお越しの際にはぜひお立ち寄りいただきたいお店のひとつです。
お米は収穫された時期によっておむすびに最適なものを厳選、そして海苔は味わい深く口当たりのいい高級有明海苔を使用しているとのこと…
おむすびはごちそうだ。
日本に生まれてよかったなあ…日本人でよかったなあ…と感動すること請け合いです。
むしゃむしゃ。
さて、ホテルスタッフおせち配送部隊が、任務を終えホテルに戻り始めました。
宅配便でお届け分も、少しずつ到着の報が届いております。
いよいよ大晦日の夜が近づいてきます。
よいことも悪いこともひっくるめて、みんなのもとに、また新しい年がやってきます。
本年もANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイをご愛顧くださりありがとうございました。
新しい年が、皆さまにとって希望あふれる一年となりますことを祈念いたしております。
どうぞよいお年をお迎えください。